分厚い手袋をして作業をする業者は注意が必要です

ハウスクリーニングで使用される洗剤にも様々な種類があります。
特に昔ながらの業者は、洗剤に薬剤を大量に含有したものを使用している場合があります。

薬剤を多く含んだ洗剤は汚れを「浮かせる」というよりも「溶かす」ことで早く洗浄できますが、デメリットとして、設備の素材そのものも溶かしてしまう場合があるということです。薬剤の成分で汚れだけでなく素材そのものが焼けてしまう状態です。

これにより、レンジフードの塗装を剥がしてしまったり、蛇口や装飾部のメッキの剥がれを起こしたり、トイレの陶器や浴室のバスタブの光沢を低下させてしまうといった、設備の劣化を起こす原因になる場合があります。
あらゆる水回りの設備には、表面に塗装やメッキ等の防汚コーティングがされています。こういった強力な薬剤の効果でそれらのコーティングを劣化させるてしまうと、光沢を失うといった外観だけでなく防汚効果も低下させてしまうために、ハウスクリーニングをして汚れは落ちたが、その後汚れが付きやすく落ちにくくなってしまう場合があります。

それだけ強力な反応力を持った洗剤のため、当然素手での作業は手を痛めます。痛めるというより人体に危険と言える洗剤を使用する業者もいます。

分厚い手袋をしてハウスクリーニングをしている業者は、住まいの設備価値・機能を損ねかねない洗剤を使用している可能性が高いと言えますので要注意です。
日々ある程度、最低限度の掃除をされているお住まいの設備であれば、そのような薬剤を大量に含んだ洗剤を使用せずとも十分に洗浄が可能です。薬剤による過剰な洗浄力に頼らずに洗浄する分、技術・知識・経験が必要になりますのでそこが職人の腕の見せ所といえます。

ちなみに当社はレンジフード・換気扇以外はすべて素手で作業しています。
(レンジフード・換気扇は油汚れがあるため、素手での作業は手に油汚れが粘着して、ともすればその手で触ったところに汚れを拡散させてしまうため手袋をして作業します)

【ポイント】

素手で使用できないような洗剤を使ってますか?と質問しましょう

この質問に口ごもるようなハウスクリーニング業者はお勧めできません。
事前に依頼先のハウスクリーニング業者として技術レベルを推し量ることは難しいかもしれませんが、使用する洗剤や厚手の手袋をあらゆる作業現場で使用するかどうかで技術レベルやお客様の住まいの価値を低下させないことに配慮している業者かを見極める一つのポイントとなります。

エコ洗剤・エコ洗浄という概念を持った業者を選ぶ

近年、環境への配慮から「エコ洗剤」というカテゴリーの洗剤を使用する環境意識の高いハウスクリーニング業者が出てきています(当社もその一社です)。
エコ洗剤とは生分解性(成分が自然分解される性質)が高い洗剤のことです。したがって当然、手にも優しく、お住まいの設備に対しても優しく傷めることはありません。
仮に洗剤成分がすすぎや拭き上げ切れず残留したとしても、生分解されるためそこに住まわれる人にも、ペットにも優しく安全です。
反面、洗浄力は強力な薬剤には及びませんが、それを補うのが技術・方法論を持った洗浄がエコ洗浄です。
業者選びのポイントとしてそういった業者を選ぶのもお勧めです。


こんなハウスクリーニング業者は要注意です!

  1. ホームページに運営者情報を掲載していないハウスクリーニング業者
     ◎会社概要・店舗概要や代表者の氏名の記載が無い業者は注意が必要です! 

  2. 希望してもいないオプションや追加費用を求めてくるハウスクリーニング業者
     ◎あれも必要だ、これもやった方がいいと後から勧めてくる業者は要注意!

  3. サービス価格が不明瞭なハウスクリーニング業者
     ◎価格を明示していない業者には要注意です!

  4. 分厚い手袋をして作業をするハウスクリーニング業者は要注意!
     ◎洗剤に劇薬を使用しているた設備や表面を劣化させる可能性があります。

  5. アルバイトを使っているハウスクリーニング業者
     ◎未経験で技術のないアルバイトを使用している業者は要注意です。



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